木にチェーンが付いています。海の中である事をします。
何かわかりますか???
答えは。。。岩肌に着いた石灰藻を削り取る!
「チェーン振り」というものなんです。
今、【利尻昆布】が減産傾向にあるのです。
利尻昆布
北海道の北に浮かぶ島、利尻島。
利尻島でとれる【利尻昆布】は、出汁コンブの最高級品♪
減産傾向の原因の一つと考えられているのが、『磯焼け』。
石灰藻と呼ばれる藻で、海底の岩が覆い尽くされ、白くなっています。
この状態ではコンブなどの海藻は生えることができません。
そこで!利尻漁港が取り組んだのが「チェーン振り」事業。
町役場が用意した丸太に、漁協の人たちが2本のチェーンを取り付けて海に浮かべるという、
シンプルな装置を使った磯焼け対策です。
時化で海が荒れると丸太が揺られ、チェーンが岩肌に着いた石灰藻を削り取ります。
まさに海底という畑を耕し、そこで新しい海藻を育てるイメージです。