レポート
2018.08.31

【HBC谷藤アナ報告】津軽海峡のサメにこどもたちも興味津々!~津軽海峡こども調査団①北海道エリア調査

みなさん、海を楽しんでいますか!?
海と日本プロジェクトinガッチャンコ北海道
応援リーダーの谷藤博美です♪

7月26日、「津軽海峡こども調査団」として津軽海峡の海のめぐみ、地域の特性・歴史を調査するイベントが行われ、道内に住む小学5年生19人が参加しました。
子供たちは、4つの班に分かれて協力し合いながら、津軽海峡の魅力や歴史を取材し、学んだことを新聞にまとめます。

津軽海峡のことをたくさん学びました

  1. 北海道大学名誉教授 桜井泰憲先生に、津軽海峡のイカの生態などを詳しく教わりました
  2. はこだて自由市場で、地物の旬の魚のことを取材
  3. 津軽海峡を航行し人と物を運ぶ大動脈だった青函連絡船を元船長から聞きました

調査ではイカの生態についての授業、市場での旬の魚の調査、青函連絡船摩周丸の見学など様々なプログラムが用意されていましたが、中でも子供達が食い入るように興味を示していた授業は、北海道大学名誉教授 仲谷一宏先生の「サメの生態」についてでした。

サメ先生から学ぶ 津軽海峡のサメ

  1. 北海道大学名誉教授 仲谷一宏先生が実際にサメを解剖!
  2. サメに実際に触れてみる。ホンモノの「サメ肌」の感触は?

サメが縄文時代より食用として扱われていた事、津軽海峡に住むサメの種類、卵性、卵胎生、胎生の3種類で生まれてくる事などの専門講義をうけたあと、実際に本物のサメに触れながら生態を学びました。

サメを実食!

  1. 函館短期大学付設調理製菓専門学校 
  2. 食べたこどもたちから「おいしい!」の声が続々!

その後、食用のサメ肉を使って調理実習も行いサメをフライにして食べました。
「サメを食べるの・・・?」と最初は少しドキドキした様子だった子供たちも、上手に調理した後は初めて食べる“サメ”のフライを笑顔でほおばっていました。
私も食べましたが、独特の臭みなどがなく、一般的な白身魚のような味・食感でサメと言われなければ気付きませんでした。自分が住む地域で食文化がないだけであり、青森や津軽海峡では当たり前のように食べている事に驚きました。

学びのまとめを新聞に!

  1. 各自が書いた記事をみんなに発表!
  2. 毛ガニチーム

一日を通して一緒に同行した私も、メモをとる筆がとまらないほど「へー!!」「そうだったんだ!」と発見だらけだった濃厚な一日。その中で子供達が等身大で見て、感じ、体験した事を新聞にまとめ発表してくれた内容は、それぞれの個性と感性がキラリと光っていました。

すばらしい新聞ができました!

  1. ウニチーム
  2. コンブチーム
  3. ホタテチーム

みなさん、おつかれさまでした!

イベント詳細

イベント名津軽海峡こども調査団in北海道
参加人数19人
日程2018年7月26日(木)
場所函館市国際水産・海洋総合研究センター、函館短期大学付設調理製菓専門学校、はこだて自由市場、摩周丸
主催海と日本プロジェクトin北海道実行委員会
協賛共催:北海道新聞社 後援:青函圏交流連携推進会議、函館市、函館市教育委員会
協力函館国際水産・海洋都市推進機構、北海道大学、有限会社田向商店、函館短期大学付設調理製菓専門学校、はこだて自由市場、観光遊覧船ブルームーン、特定非営利活動法人語りつぐ青函連絡船の会

レポーター紹介

谷藤 博美

・海と日本プロジェクトinガッチャンコ北海道 応援リーダー
・HBC北海道放送 アナウンサー
オフィシャルBlog「Romi Romi Diary」
http://www4.hbc.co.jp/hiromi/list.php

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