北海道の北西部にある港町、増毛(ましけ)町で、
2019年5月25日(土)26日(日)「増毛春の味まつり~地酒にエビ、タコ、ホタテ!~」が
開催されます。
毎年大人気で増毛町を代表するお祭り。
増毛の味覚といえば【甘エビ】が有名ですが。。。実は、【タコ】【ホタテ】も獲れるのです。
お祭り会場は、駅前歴史通り周辺(永寿1・稲葉1・弁天1・港町・稲葉海岸町・見晴町)で
開催されます。
町全体がお祭り!? と、言いたくなるくらい、この2日間は増毛の味を堪能できます!
会場では、新鮮なエビやタコ、ホタテが味わえるだけでなく、えびすくい、ホタテ詰め放題、
朝獲れた甘エビの特売など盛りだくさん!
これだけではありません!
増毛町出身・三國清三シェフの「三國風甘えびカレー」も会場で頂けます。
増毛といえばもう一つ。。。日本最北といわれる酒蔵「国稀酒造」。
お祭り期間中、「酒蔵まつり」と題して、限定品の販売やまつり限定酒が登場しますよ!
『国稀高級酒』有料試飲(限定ぐいのみ付き)や
地元限定酒『純米吟醸 令和まるいち』新発売のお披露目、
船積み酒『漁師の力酒』の販売もあります。
『漁師の力酒』は、漁船で熟成したお酒。日本海の荒波にゆられて出来たお酒は、
なまらうまい地酒です!
ここでちょっと『漁師の力酒』について。。。
江戸で飲まれる酒の多くは上方からのもので、伊丹や灘から船積されて海を越えて
運ばれてきました。吉野杉の樽に入れられた酒は海上で揺れるとまろやかになり、
産地の上方より江戸で飲み酒の方がより美味しかったとか。
その言い伝えを漁師たちは昔から知っていて、祝いの酒や日頃飲む酒を
漁船に積み込んで、ひそかに楽しんでいたそうです。
留萌管内の各漁業協同組合の青年部で組織する
留萌地区漁業協同組合 青年部連絡協議会のメンバーが、
昔から言い伝えの日本酒を船に積み込む話を思い立ち、
自分たちで船積をして「豊漁と海上安全」の願いを込めて
郷土の新たな名物として販売する企画を立てました。
地元(増毛町)の「国稀酒造」に”思い”を伝えプライベートブランドとして製品化に!
管内の各青年部の漁船に分配し、日本酒(原酒)を40日間積み込み
2009年4月に船積み酒「漁師の力酒」として誕生しました。
「酒蔵まつり」会場で5/25・26の2日間、販売🍶
・旨口(900ml)1540円
・超辛口(900ml)2050円
・10周年記念 特別限定酒(販売予定)
他にも、杉樽酒や特製甘酒のサービスもありますよ。
増毛の海産物と地酒が楽しめます!!!
増毛町は『道北の古都』と言われています。
1706年(宝永3年)に松前藩の藩士・下国家がマシケ領を知行した事から始まり、
明治・昭和時代はニシン漁で賑わった町です。
1921年(大正10年)、JR留萌本線の最終着駅増毛が開業。
駅周辺には、明治から昭和にかけての建造物が今も残っています。
「国稀酒造」の創業者・本間泰蔵の自宅であった『旧商家丸一本間家』は、
1902年(明治35年)に完成した建物で、国指定重要文化財です。
本間家は、『丸一本間』の屋号で呉服商に始まり、ニシン漁の網元、海運業、
酒造業などの事業を展開し、家屋もそれに伴い増築し、建物が9棟合わさるという広さ!
当時は道北一の豪商だったとか。
また、鰊粕の保管に使用されていた『千石蔵』は、正確な建築年度は不明だが、推定100年以上。
ここには、1950年(昭和25年)頃に作られた、鰊漁の船が展示されています。
数回しか使用されなかったようで、化粧板の色彩も鮮やかに残っていて
当時の船が完全な形で残っているのはとても珍しいんです。
お祭り期間中、特別公開するのが、1936年(昭和11年)に建てられた木造校舎『旧増毛小学校』。
道内に残る木造の小・中学校校舎では最も広く、2011年(平成23年)まで使われていました。
『増毛厳島神社』も特別拝観できます。
別名『彫刻神社』とも呼ばれ、けやき造りの本殿は、ところどころに彫刻が施されています。
拝殿の中には、江戸時代の絵馬額や天井画などがあり…神社というより、芸術鑑賞に浸れます。
また、25日(土)限定ですが『増毛灯台』も一般公開します。
増毛の食と歴史、どちらも楽しめるお祭りに行ってみませんか。
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イベント名 | 増毛春の味まつり~地酒に甘エビ、タコ、ホタテ!~ |
日程 | 2019年5月25日(土)26日(日)午前10時~午後2時 |
場所 | 駅前歴史通り周辺 |
主催 | 増毛 春の味まつり実行委員会 |
協賛 | 増毛漁業協同組合、JA南るもい農業協同組合、増毛町商工会、増毛地方卸売市場買売人組合 |