レポート
2025.11.10

11月11日は『鮭の日』🐟 鮭の一生や石狩鍋の歴史について学べる図書館【石狩市 / 石狩市民図書館】

11月11日は、『鮭の日』🐟

『鮭』の左側「圭」を分解すると「十一十一」になることから、11月11日は『鮭の日』に。

そんな日に『鮭』について学びませんか。

 

札幌市の北側にある石狩市。

石狩市は17世紀の初頭、松前藩が石狩場所をもうけたことを機に、サケの交易で大いににぎわいました。

また、北海道の郷土料理の一つでもある「石狩鍋」発祥の地でもあります。

そんな石狩市にある【石狩市民図書館】には、 ” 石狩 ” についての資料コーナーがありますよ!(^^)!

およそ30万冊揃っている

図書館の2階に ” 地域コーナー ” があります。

 

石狩の歴史が学べる!

  1. 俳句コーナー
  2. 鮭・石狩鍋コーナー
  3. 石狩鍋の本も!

2階のスペースに「俳句コーナー」「鮭・石狩鍋コーナー」がありました!

石狩は、 ” 俳句のまち ” といわれています。

道央地区最古の俳句結社「尚古社」など、江戸時代末期から俳句が盛んだったとか。

今も「俳句コンテスト」 が行われているんです。

その隣には ” 鮭・石狩鍋コーナー ” が♪

およそ120点の本があります。

筆者が気になったのは、1960年代の「石狩鍋」のレシピには、

こんにゃく・たけのこ・ほうれん草・じゃがいもなどは掲載されてるのですが、

キャベツは入っていませんでした。

およそ65年前と今の「石狩鍋」の違いを知るのも。。。ワクワクします( *´艸`)

石狩の鮭の資料

  1. 1918年代からの資料
  2. 1918(大正7)年の番付!?
  3. 1961(昭和36)年のポスター!

中でも、1918年代からの資料を個人の方が集めていたと聞いて驚きました。

その資料は、石狩市郷土研究会顧問であり、石狩文芸同好会顧問だった田中さんが

寄贈したものです。

1918(大正7)年に刊行されたという『北海道百番付』は、今で言うランキング本だったそうで、

様々なジャンルのランキングがある中、「食物番附」が残っていました。

1961(昭和36)年の「石狩さけまつり」のポスターもありました!

当時は、「ボートレース大会」「魚釣大会」「映画鑑賞」もあったとは。。。

「石狩さけまつり」は、今も毎年9月に行われています。

たくさんある資料を図書館スタッフの皆さんで、年代別に分けてファイルされています。

「図書館は公共施設なので開かれた場所。

およそ100年前の資料を年代問わず、たくさんの方に見てもらいたい。

子ども達には、100年前の石狩を知ってもらえたら」

と、司書の方が話してくれました。

建物にも注目!

  1. 図書館の外観
  2. 石狩川をイメージした建物内
  3. 野菜が販売されてるエントランス

図書館の建物にも注目してください!

「図書館の中に街を作る」をコンセプトに設計された施設なんです。

石狩川や街をイメージされた施設内は、実際に見て頂きたいです!(^^)!

また、図書館の入口前に、軽食が頂ける喫茶コーナーがあります。

なんと!地元で朝とれた新鮮な野菜の販売も!

新鮮で安いと評判になり、開館前に行列ができることもあるんですって。

筆者が訪れた日は、白菜やキャベツが100円から販売されてました!

 

「鮭の日」はもちろん!

【読書の秋】に、石狩の歴史・文化に触れてみませんか。

 

開館時間:10時~17時

休  館:毎週月曜、祝日の翌日、年末年始 

詳しくは、石狩市民図書館のホームページまで。

 

#海と日本 #日本財団 #北海道 #hokkaido #海を学ぼう 

#石狩市 #石狩市民図書館 #鮭 #石狩鍋 #俳句

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