かつて北海道有数の鰊漁場として栄えた積丹町美国。
明治末期に建てられた『ヤマシメ福井邸』は、鰊番屋として使われていました。
昭和30年頃、鰊漁廃業。
そして現在、鰊文化伝承施設『ヤマシメ番屋』へ。
※「ヤマシメcafe」と「ヤマシメ番屋」は同じ場所です。
美国港から近い場所にある『ヤマシメ番屋』は、当時の歴史を今に伝える鰊伝習館。
明治末期から大正初期、初代・福井重次郎が『ヤマシメ福井邸』を建設しました。
当時は、福井家と漁期中の3月から5月の約2か月間の間、漁夫が寝泊まりしていた番屋でした。
鰊漁の衰退とともに、旅館、下宿と変わり、2代目福井重次郎夫妻の没後、
昭和40年代後半から利用されることはありませんでしたが、鰊文化を伝える施設として再開。
施設内は、正面入り口の土間を境に右側が福井家の住居、
左側が雇い漁夫の生活空間に分けられていました。
福井家の住居部分は、現在、カフェスペースになっています。
漁夫の生活空間は、中央が吹き抜けになり、四隅・通し柱を太くし堅牢な造りになっています。
2階は漁夫の寝室になっていて、約畳1枚分が寝床になっていたそうです。
積丹を訪ねた際は、鰊番屋の歴史にも触れてみませんか。
歴史に触れつつ、カフェスペースでゆっくりとお茶するのもいいですよ(*^▽^*)
詳しくは、ホームページ、Facebookをチェックしてくださいね!
ホームページ→https://hiroma-shakotan.com/
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