レポート
2018.06.25

風情あるランチタイムはいかが。道内唯一といわれる屋形船【小樽】

北海道内で唯一といわれる屋形船「かいよう」でお寿司ランチはいかがですか?

観光客で賑わう小樽運河のそばにある第3号ふ頭から出発します。

もともとは、土・日曜・祝日の定期便と夜の貸し切りの運航をしていましたが、他のプランも楽しんでもらおうと、約3年前にお寿司ランチが始まりました。

小樽の港を約60分巡りながら、地元の寿司処「ひきめ」の握りランチとお茶が付いたプランです。

船の中では、ガイドの方が小樽港を案内してくれます。

屋形船のお寿司ランチ

  1. 寿司弁当
  2. 船内

乗船料+寿司弁当+お茶=2500円 

おやつなどの持ち込みOKなんです。

個人での申し込みは、毎月第4土曜日に開催。3日前までに予約が必要です。

団体での申し込みも3日前までに予約が必要です。

7月第4土曜日は、潮まつりのためランチはお休みになります。

※定期の港内遊覧は行います

防波堤の歴史

  1. 灯台
  2. 北防波堤
  3. 防波堤全て合わせて3550m

船から見える景色で注目したいのが、防波堤!

出発して見えてくるのが、1908(明治41)年に完成した【北防波堤】です。

日本を代表する土木技術者・廣井勇が手掛けました。

当時、日本初といわれる本格的な外洋防波堤です。

強度を出すのに、火山灰をコンクリートに混ぜ、斜めに重なり合う「斜塊」を導入。

長さ約1700m、幅7.3m、深さ14m、約20tのコンクリートブロック1万3000個を斜め積みしているんです!

100年以上たった今でも残っているのは珍しく、今も日本海の荒波から港の船を守っています。

歴史ある【北防波堤】を過ぎると、【島防波堤】が見えてきます。

これもまた、当時、世界初といわれる工法で建設されました。

廣井勇の弟子・伊藤長右衛門が手掛けました。

約1000tの巨大なコンクリートの箱(ケーソンと言います)を陸上で作り、海上に滑り落とす。という工法。

コンクリートを海に浮かべて運んだそうです。

全長3550mの防波堤を25年かけて建設。

防波堤にも歴史がある事を改めて知る事ができます。

※天候などによって船のルートが変わる時があります。また欠航する場合もあります。

船上からの景色

  1. ガントリークレーン
  2. 山の上にある銀鱗荘
  3. 天狗山

船からは、貨物の積み下ろしを行う・ガントリークレーンが見えたり、

山の上にそびえたつ鰊漁家の邸宅・銀鱗荘(現在は旅館)が見えたり、

標高532m、海が見えるスキー場でもある天狗山が見えますよ。

屋形船で風情あるランチタイムもいいですよね。

ちなみに、十五夜(今年は9/24)の夕方、屋形船でお月見プランもありますよ!

詳しくは小樽観光振興公社↓まで。

http://otaru-kankousen.jp/

#海と日本 #日本財団 #北海道 #hokkaido

#海を体験しよう #海を学ぼう #小樽市 #屋形船 #寿司

 

イベント詳細

イベント名屋形船「かいよう」お寿司ランチ
場所小樽港観光船乗り場
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