室蘭の代表的な絶景「室蘭八景」。
前回は【地球岬】とその近郊にある【金屏風・銀屏風の断崖絶壁】【トッカリショの奇勝】でした。
残り5カ所を一気にご紹介します!
最初は、室蘭市内を一望できる【測量山】。
上の写真は測量山から見た「白鳥大橋」です。
「白鳥大橋」は室蘭のシンボルともいえる吊り橋で、全長1380mあり、
東日本最大の吊り橋と言われています。
天気の良い日は、有珠山や昭和新山、羊蹄山が見えますよ!
(上の写真ですと「白鳥大橋」の後ろにあるのが羊蹄山)
1872(明治5)年、「札幌本道」(函館→室蘭→札幌への道)をつくる時、
陸地測量道路築造長のアメリカ人・ワーフィルドが【測量山】に登り
道路計画などの見当をつけたことから「見当山」と呼ばれようになり、
その後【測量山】と改められました。
山の高さは199.6m。あまり高い山ではないのですが。。。山頂にある展望台からは
360度、室蘭市内の景色が楽しめますよ♪
日中は、街並みや山、海などが見渡せます。
夜は、夜景!
室蘭港の夜景、白鳥大橋のライトアップなど、また違った景色が楽しめます🌟
【測量山】→JR室蘭駅から車で約10分
「室蘭八景」の5カ所目は、【測量山】から車で約15分の所にある【絵鞆(えとも)岬】。
室蘭発祥の地で、「絵鞆」はアイヌ語の
「エンルム」=「突き出している頭」「岬」が由来です。
「絵鞆」は江戸時代から明治維新まで室蘭地方の地名でもありました。
慶長年間のはじめ、松前藩の直轄所(漁業基地)として開かれ、
交易所で通行人の宿泊もできた運上屋が置かれた所でした。
夏にはアイヌの人たちと交易するため
松前藩の弁財船が絵鞆の潤に出入りしていました。
「室蘭八景」の6カ所目は、【大黒島】。
室蘭港の入り口に浮かぶ周囲約70mの小さな島です。
この島へ続く道はなく、
【絵鞆岬】か【測量山】、「道の駅みたら室蘭」から見えますよ。
【大黒島】は、1796年に英国船プロビデンス号が来航した時に、水兵のハンス・オルソンが
事故死して葬られ、そのころから黒百合が咲き始めた。という伝説があります。
島の名前の由来は、1838年に大黒天を奉ったことから【大黒島】と呼ばれるようになったそうです。
「室蘭八景」の7カ所目は【マスイチ浜】。
【絵鞆岬】から車で約10分、【測量山】から車で約5分の所にあります。
「マスイチ」の名前の由来は、アイヌ語の「マスイ・チセ(ウミネコの家)」。
ウミネコの巣が多い場所だったそうです。
展望台から海岸を見る事ができます。
【マスイチ浜】は、2012年1月に『名勝ピリカノ絵鞆半島外海岸』として
国の名勝に指定されたのです!
それは、1959年にこの浜から大規模な遺跡が発見!
先住民族がこの入江で狩猟生活を送っていたと。。。
昔昔の自然の形が残っている場所です。
「室蘭八景」の8カ所目は【室蘭港の夜景】です!
港を囲むように広がる工場と白鳥大橋のイルミネーションなどの明かりが、
キラキラと輝き、「ライトアップ」と「工場夜景」を2つ同時に楽しめます♪
夜景見学ツアーやナイトクルージングもありますよ。
「室蘭八景」は、1日かけてゆっくりと周るのがオススメです。
天気が良い日は絶景な場所ばかり☀
自然と工業地帯の景観が楽しめる「室蘭八景」を巡ってみませんか。
室蘭の観光情報サイト→http://muro-kanko.com/
ちなみに、、、2019年4月にリニューアルオープンした
道の駅みたら室蘭からも「大黒島」が見えます。
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イベント名 | 室蘭市・室蘭八景【測量山の展望・絵鞆岬の景観・黒百合咲く大黒島・マスイチ浜の外海展望・室蘭港の夜景】 |