レポート
2018.06.11

留萌の海をきれいに!活動15年目!市民グループ「蒼い海」

留萌市は、北海道の北西部に位置し、西には日本海、南北には暑寒別天売焼尻国定公園が連なっています。

晴れた日には、遠く利尻・礼文の島影が夕陽の輝く日本海に浮かぶ姿が見られます。 その夕陽がとってもきれいなんですよね~。

夕陽がきれいに見えるのも、海がきれい。だからではないでしょうか。

今年15年目を迎える市民グループ「蒼い海」は、毎年、春先から海浜清掃を行っています。

「蒼い海」の活動によって、留萌の海はきれいになってきています。

6/9の清掃活動の様子

  1. 清掃前にラジオ体操
  2. 暑寒別岳連峰を仰いで清掃
  3. 放置されていた石で造った焼き台

先日(6/9)に海水浴場『ゴールデンビーチるもい』で清掃活動が行われました。

この日の参加者は「蒼い海」会員、会員家族、市民、観光協会職員、振興局職員、道議、27名。

集まったゴミは。。。約60ℓ ゴミ袋33個

けっこうな量ですよね。

参加者の皆さんは、「以前よりだいぶゴミが少なくなった」「海や山を眺めながらの清掃活動がとても楽しい」

「行きかえり歩くので、健康の為にも続けている」

「すべてのゴミを拾ったので、海がきれいになった。(そんな気分)」

海がきれいになるのは気持ちのいい事ですよね。

「蒼い海」が清掃を行っているのは、

道北エリア最大級の海水浴場として親しまれている『ゴールデンビーチるもい』。

約1キロに亘って砂浜が続く海岸です。

南に暑寒岳連峰と礼受漁港を臨み、北に黄金岬が見られる静かな内海。

過去の清掃活動

  1. 地元の高校生たち
  2. 皆で記念撮影
  3. 地元の小学生たち

なぜ、『ゴールデンビーチるもい』の海浜清掃を始めたのか。

代表の鵜城さんに聞いてみました。

「生まれ育った街・留萌を離れ、故郷に戻った時に、見慣れていた海を見に行って英気を養います。

でも、砂浜に粗大ごみや家庭ゴミで溢れかえっていました。自分の子ども達が留萌を離れて、戻ってきた時に胸を張っていられるきれいな海にしたい!と思ったのです」

その事がきっかけで「蒼い海」を立ち上げました。

当時は、テレビや布団、電子レンジまで転がっていたそうです。

土曜に掃除をしても日曜には元通りになっている事もあるとか。。。悲しくなりますね。

当時は呼びかけに答えてくれた10人くらいのメンバーが、口コミで広がり、

今では小学生から70歳代くらいまで幅広い人たちが集まるようになりました。

過去の写真

  1. ゴミ拾いをする小学生たち
  2. 海水浴に来た子ども達
  3. 夕陽とキバナコスモス

海の清掃活動と同時に、お花も植えています。

「キバナコスモス」が咲くと景観の美化にもつながりますよね。

「蒼い海」は、今までの活動を継続していくことが目標!と、答えてくれました。

北海道は来月、海開きになります。

誰かがどうせやってくれる。では、いつまでたっても海はきれいになりません。

皆で楽しむ場所。皆できれいにしていきたいですね。

「蒼い海」のビーチクリーンの日程などはホームページをご覧ください。

http://so-ran.jp/aoiumi.html#

#海と日本 #日本財団 #北海道 #hokkaido 

#海をキレイにしよう #留萌 #蒼い海

イベント詳細

イベント名留萌の市民グループ「蒼い海」
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