留萌市は、北海道の北西部に位置し、西には日本海、南北には暑寒別天売焼尻国定公園が連なっています。
晴れた日には、遠く利尻・礼文の島影が夕陽の輝く日本海に浮かぶ姿が見られます。 その夕陽がとってもきれいなんですよね~。
夕陽がきれいに見えるのも、海がきれい。だからではないでしょうか。
今年15年目を迎える市民グループ「蒼い海」は、毎年、春先から海浜清掃を行っています。
「蒼い海」の活動によって、留萌の海はきれいになってきています。
先日(6/9)に海水浴場『ゴールデンビーチるもい』で清掃活動が行われました。
この日の参加者は「蒼い海」会員、会員家族、市民、観光協会職員、振興局職員、道議、27名。
集まったゴミは。。。約60ℓ ゴミ袋33個
けっこうな量ですよね。
参加者の皆さんは、「以前よりだいぶゴミが少なくなった」「海や山を眺めながらの清掃活動がとても楽しい」
「行きかえり歩くので、健康の為にも続けている」
「すべてのゴミを拾ったので、海がきれいになった。(そんな気分
海がきれいになるのは気持ちのいい事ですよね。
「蒼い海」が清掃を行っているのは、
道北エリア最大級の海水浴場として親しまれている『ゴールデンビーチるもい』。
約1キロに亘って砂浜が続く海岸です。
南に暑寒岳連峰と礼受漁港を臨み、北に黄金岬が見られる静かな内海。
なぜ、『ゴールデンビーチるもい』の海浜清掃を始めたのか。
代表の鵜城さんに聞いてみました。
「生まれ育った街・留萌を離れ、故郷に戻った時に、見慣れていた海を見に行って英気を養います。
でも、砂浜に粗大ごみや家庭ゴミで溢れかえっていました。自分の子ども達が留萌を離れて、戻ってきた時に胸を張っていられるきれいな海にしたい!と思ったのです」
その事がきっかけで「蒼い海」を立ち上げました。
当時は、テレビや布団、電子レンジまで転がっていたそうです。
土曜に掃除をしても日曜には元通りになっている事もあるとか。。。悲しくなりますね。
当時は呼びかけに答えてくれた10人くらいのメンバーが、口コミで広がり、
今では小学生から70歳代くらいまで幅広い人たちが集まるようになりました。
海の清掃活動と同時に、お花も植えています。
「キバナコスモス」が咲くと景観の美化にもつながりますよね。
「蒼い海」は、今までの活動を継続していくことが目標!と、答えてくれました。
北海道は来月、海開きになります。
誰かがどうせやってくれる。では、いつまでたっても海はきれいになりません。
皆で楽しむ場所。皆できれいにしていきたいですね。
「蒼い海」のビーチクリーンの日程などはホームページをご覧ください。
http://so-ran.jp/aoiumi.html#
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イベント名 | 留萌の市民グループ「蒼い海」 |