2022年8月8日から2泊3日、留萌市に行き日本海の特徴や最先端資源管理漁業などを調査する
『るもい日本海調査隊!2022』の3日目が終わりました~!
札幌から車でおよそ2時間(高速道路利用)のところにある留萌市。
日本海に沈む夕陽は絶景です!「日本の夕陽百選」にも選ばれているんです。
3日目、最終日!
朝はラジオ体操!そして朝ごはん。
香港粥、焼きそば、ご飯、ソーセージ、パイナップル、ヨーグルトなどを頂きました。
香港粥は、鶏肉とエビ、大根がはいっていて味つけは中華風。
どんぶりで出てきたお粥を見て、食べきれるかなぁ。とい言う声が多かったのですが、
すっごく美味しい!と、みんな完食( *´艸`)
朝ごはんを食べ終えたら、出発準備!
2泊3日ですっかり仲良くなった子ども達は、お別れの時間が近づき寂しそうでした。
お世話になった「みらいへ」のスタッフともお別れの時間。
スタッフの皆さんが見送りしてくれました。
3日間お世話になりました!
最後のお勉強は、水産残渣について。
魚をさばいた時にでるゴミを肥料として活用しています。
実際に魚をさばいて、どのくらいの量のゴミが出るのか体験!
さばくのは、春にとれたニシン。
実際にニシンをさばくと。。。頭・内臓・骨。
一匹から出る量が少なくても、これが10匹、50匹、100匹。。。
となると、とんでもない量に。
魚の捨てる部分を肥料として使っていることを学びました。
2泊3日で学んだことを各班ごとにまとめます。
班ごとにテーマを決め、今と未来、そして未来へ繋がる科学について発表!
1班→「今までにない”まぼろし”ナマコ育成計画!」
今・・・海ごみなどの影響で汚くなり魚がとれなくなってきている、など
未来・・・海がキレイになって味と食感を自由にできるナマコ
科学・・・美味しいナマコを判別できる機械を使い、美味しいナマコをたくさん増やす
3班→「新しいエネルギー資源のつくり方」
今・・・風力発電の設置に10年以上かかっていて場所もとる、
木を切ったりしなければならないから環境に問題がある
未来・・・海のみちひきが多い所にプロペラを沈めて発電することができるようにしたい
科学・・・錆びない鉄をつくり、魚が住める隙間を作れるようになる
5班→「すべての人が充実する船」
今・・・水深が書いてある地図、操縦室では周りの人が監視して協力、
水を節水、とても揺れる、など
未来・・・自動運転、船員たちがAIになる、海水を水にかえる、など
科学・・・船で発電をしながら効率のよいエネルギーをつくる(水力発電・風力発電)
4班→「マイクロプラスチックを削減しながら魚たちを守ろう!」
今・・・生き物がマイクロプラスチックを餌と間違えて食べてしまっている、
水温があがっている、など
未来・・・プラスチックゴミが減ってほしい、
マイクロプラスチックを分解する機会を作る、など
科学・・・生き物の特徴をいかす、新しい機械を開発する、など
2班→「みんなで作るエネルギー」
今・・・作る場所を選らばなければならない、時間がかかる、お金がかかる
未来・・・ハンディ風力発電、日常にあるものからエネルギーを作る、
プランクトンからエネルギーを作る、など
科学・・・みんなでエネルギーをつくる、一人一人が節電を意識する
子ども達は、自分たちが大人になった時、ゴミだらけの海になってしまう。
未来の海を想像して、キレイな海にするためには、どうしたらいいのか。
今と未来、そして科学でできる事を一生懸命考えました。
今回は、新商品「かずのこ入りタルタルソース」に
子ども達がメッセージを添える事に。詳しい事は、後日お知らせします!
参加した子ども達は「帆船に乗れたのは貴重な体験だった」「ナマコ漁を初めて知った」
「全部、初めての事ばかりで楽しかった」「風力発電の3つの道を知った」など、
たくさん学びました。
今回、お世話になった関係者の皆さん、ありがとうございました!
第2回は、2022年9月17日(土)~19日(月・祝)開催。
今度は長崎県の子ども達と一緒に学びます。
『るもい日本海調査隊!2022』は、続く。
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