日本海に面した寿都町を舞台に『寿都湾 海と風の調査隊2025』が始まりました!
2025年8月5日(火)~7日(木)まで寿都町で北海道在住の小学5・6年生20人が学びます。
3日目、最終日。
本日の朝ごはん。
寿都産の ” ホッケ焼き ” がありましたよ。
朝から元気いっぱいの子ども達は、ほとんどの子が完食。
今回、宿泊・朝ごはんでお世話になった「ダイマル大谷会館」の裏側に海があり、
朝のお散歩に出かける事に。
港を散策している時に子ども達から
「今日で終わり?」
「もうちょっと、皆といたい」
「帰らないとダメ?」
などと、今日でお別れするのを惜しんでいました。
寂しくなる気持ちはわかるけど、まだ最後の仕上げがあります!
2日間学んだ事をまとめて発表します!
5班にわかれて、それぞれの班で学んだことをまとめて、
” 寿都の海の未来 ” について意見を出し合います。
各班、それぞれの思いを話し合い、およそ3時間でまとめました。
子どもたちが考える海の未来とは。。。
各班、ステージの上で発表です!
【1班】すっつの風と海を知ろう!
〇現在
🐟自然が豊かで生き物がたくさん見られる
🐟海産物料理が食べれる
🐟「だし風」と呼ばれる山から海の沖にふく風、この風のおかげで「風太風力発電」が動く、
電力が作れている
〇未来
🐟東京ドーム5個分!SUTTSUDOME!寿都の魅力を集めた5階建ての建物
🐟1階・水族館(プランクトンも展示)
2階・博物館(ニシンで栄えた町なので、昔の道具などを展示)
3階・施肥コーナー(町内の残渣などを原料とした海の肥料)
施肥を作る体験コーナー、町長との握手会ブースも!
4階・海水プールと釣りコーナー
5階・風力発電コーナー
風力発電について学べるフロア
【2班】寿都の風の恵み~きれいな海に集まる沢山の海の幸~
〇現在
🐟風が強いから風力発電を設置
→発電した電気を売っている、そのお金を町民に還元
🐟きれいな海がある
→施肥を海に投げていて、海藻が増える、海の生き物がたくさん集まってくる
〇未来
🐟多くの人に募金をしてもらう
・洋上風力と空飛ぶ風車を作る
・たくさん発電して電気代が無料になる、そのことをアピール
・人口、お金、電気が増える
➡たくさん電気を作って町民に還元、100円でウニ食べ放題も!
【3班】魚がいっぱい未来計画~未来の海にできること~
〇現在
🐟「だし風」と呼ばれる強風が吹く、海底と川には栄養塩が豊富
🐟「施肥」を海に入れている
🐟風を使って風力発電をしている
〇未来
🐟施肥を増やす→形、大きさを変える
🐟新しい微生物を作る
🐟風と海を学べる機会を増やす
【4班】人と自然の共存~自然と両想いになるには?~
〇未来
🐟風を使った自家発電
風のメリット→風力発電、自家発電でもうける、小中学校や病院を支援
風のデメリット→風力発電は不安定なので、一つ一つの家にに小さい風力発電をつける
🐟施肥を世界中に広める
→クイズなどで学びながら楽しめるものを作って海や風について知ってもらう
【5班】寿都を支える風力発電
〇現在
寿都町のココがすごい!
🐟寿都町はV字で両側に高い山がある→出し風
🐟寿都町は北側が海でさえぎる物がない→北風
🐟風力発電は風速25mをこえると自動で止まる→安全性が高い
🐟市町村で初めて風力発電が作られた
〇未来
未来の海と風の町
🐟森を保全するために洋上風力をふやしていく
🐟洋上風力で発電した電気を様々なところを使う
🐟町民の電気代を安くすることで、人が増える
「洋上風力」と「陸上風力」のメリット・デメリットも紹介、
「洋上風力発電」についてクイズを出題し正解者にお菓子をプレゼントしていました♪
各班、学んだことを理解して、未来の海についてアイディアをたくさん出してくれましたよ!(^^)!
これで3日間のプログラムは終了です。
あっ!という間の3日間!
閉校式のあと、一人ひとりに『寿都湾・海と風の未来大使』認定書が渡されました。
参加した子ども達は
「海は2週間に1回は行くけど、磯にいる生き物の形、いる場所が知ることができて勉強になった」
「住んでいる街に海がないのであまり行けない、海で遊べてとても楽しかった!
一番楽しかったのは初めてのSUP」
「全部楽しかった、プランクトンを初めてみた、いっぱいいることにビックリした」
「普段は入れないところに行けたのが楽しかった、特に風車の中に入れたのが嬉しかった」
「栄養塩を知れたことが勉強になった」
など、たくさんのことを学んだ2泊3日。
この体験で学んだことをたくさんの人に伝えてくださいね!
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#寿都町 #寿都湾海と風の調査隊
イベント名 | 寿都湾海と風の調査隊 |
日程 | 2025年8月5日(火)~7日(木) |
場所 | 寿都町 |