レポート
2025.08.06

寿都湾 海と風の調査隊2025inガッチャンコ北海道【2日目】①

日本海に面した寿都町を舞台に『寿都湾 海と風の調査隊2025』が始まりました!

2025年8月5日(火)~7日(木)まで寿都町で北海道在住の小学5・6年生20人が学びます。

2日目。

まずは朝ごはん♪

朝ごはん

本日の朝ごはんは、寿都産のホッケ焼きがありましたよ♪

子ども達は「お腹すいた~」と元気いっぱい!

ご飯を食べ終わったら、さぁ、2日目のお勉強スタート!

卸売市場

  1. なまこ

最初のお勉強は、寿都町漁業協同組合地方卸売市場へ!

今朝とれた魚たちのセリを見学します。

子ども達は、初めて見るセリに興味深々。

セリを見学

セリを見た子ども達は、疑問に思ったことを市場の方に聞いてみました。

Q。魚の上にある紙は?

A。漁師の屋号と数量、買い手はその紙を見と魚の鮮度を見て決める

Q。今日1番高かったのは?

A。ナマコ、1㎏ 3,500円

Q。オークション形式だから値段はあがるの?

A。値段を下げていく時もある。量によって金額をあげたりさげたりしている。

Q。何種類の魚がいるの?

A。だいたい10種類、多い時は30種類くらいの魚が並ぶ

 

今の時期は、ウニ、ナマコ、ブリが水揚げされ、

寿都町近郊の黒松内、ニセコ、札幌、関東方面に運ばれていきます。

続いては。。。

風力発電について学ぶ

「風太風力発電所」へ。

寿都町は、『風のまち』『風のふるさと』と言われるほど、風が強い町なんです。

【強風】をまちづくりに活かそうと、全国の自治体として

初めて風力発電事業に取り組みはじめました。

1989(平成元)年4月に5基の風力発電が運転が始まり、

現在、町営では12基が運転しています。

寿都の風力発電

風車全体でおよそ250t、先端までの高さ99.5m。

子ども達はその高さに驚いていました。

風力発電で発電した電気を売っているんです。

〇売ったお金は地域振興券として全世帯に配布

〇小中学校の電気料

など、町民の方々に使われています。

今回、特別に風車の中も見学させてもらいました。

とても暑く、狭い空間で作業を行い、高所での作業は命綱をつけて行っているなど、

特別な空間で教えてもらいました。

洋上風力について

風力発電所を見学した後は、海の上の風力発電について学びます。

洋上風力発電の風車の大きさは、キリンおよそ50頭分!

風車が回転している時の羽根の先端のスピードは時速370㎞、

7秒に1回転しているなどを教えてもらいました。

海にも肥料を。

寿都の海には「施肥」が置かれています。

「施肥」とは、海藻(コンブ・ワカメ等)にしっかりと栄養がいきとどくように、

人の手で作った肥料を海に入れること。

原料は、木質チップやサケやマスのガラ(頭・内臓・しっぽ・皮)、汚物を混ぜてブロックにしています。

「施肥」を初めて知った子ども達は、海藻が少なくなっていることも知りました。

このことを知ったあとは、実際に見にいきます!

 

#海と日本 #日本財団 #北海道 #hokkaido #海を学ぼう

#寿都町 #寿都湾海と風の調査隊

イベント詳細

イベント名寿都湾海と風の調査隊
日程2025年8月5日(火)~7日(木)
場所寿都町
\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

寿都湾 海と風の調査隊2025inガッチャンコ北海道【2日目】②
レポート
2025.08.06

寿都湾 海と風の調査隊2025inガッチャンコ北海道【2日目】②

寿都湾 海と風の調査隊2025inガッチャンコ北海道【1日目】
レポート
2025.08.05

寿都湾 海と風の調査隊2025inガッチャンコ北海道【1日目】

ページ内トップへ