日本海に面した寿都町を舞台に『寿都湾 海と風の調査隊2025』が始まりました!
2025年8月5日(火)~7日(木)まで寿都町で北海道在住の小学5・6年生20人が学びます。
2日目。
まずは朝ごはん♪
セリを見た子ども達は、疑問に思ったことを市場の方に聞いてみました。
Q。魚の上にある紙は?
A。漁師の屋号と数量、買い手はその紙を見と魚の鮮度を見て決める
Q。今日1番高かったのは?
A。ナマコ、1㎏ 3,500円
Q。オークション形式だから値段はあがるの?
A。値段を下げていく時もある。量によって金額をあげたりさげたりしている。
Q。何種類の魚がいるの?
A。だいたい10種類、多い時は30種類くらいの魚が並ぶ
今の時期は、ウニ、ナマコ、ブリが水揚げされ、
寿都町近郊の黒松内、ニセコ、札幌、関東方面に運ばれていきます。
続いては。。。
「風太風力発電所」へ。
寿都町は、『風のまち』『風のふるさと』と言われるほど、風が強い町なんです。
【強風】をまちづくりに活かそうと、全国の自治体として
初めて風力発電事業に取り組みはじめました。
1989(平成元)年4月に5基の風力発電が運転が始まり、
現在、町営では12基が運転しています。
風車全体でおよそ250t、先端までの高さ99.5m。
子ども達はその高さに驚いていました。
風力発電で発電した電気を売っているんです。
〇売ったお金は地域振興券として全世帯に配布
〇小中学校の電気料
など、町民の方々に使われています。
今回、特別に風車の中も見学させてもらいました。
とても暑く、狭い空間で作業を行い、高所での作業は命綱をつけて行っているなど、
特別な空間で教えてもらいました。
風力発電所を見学した後は、海の上の風力発電について学びます。
洋上風力発電の風車の大きさは、キリンおよそ50頭分!
風車が回転している時の羽根の先端のスピードは時速370㎞、
7秒に1回転しているなどを教えてもらいました。
寿都の海には「施肥」が置かれています。
「施肥」とは、海藻(コンブ・ワカメ等)にしっかりと栄養がいきとどくように、
人の手で作った肥料を海に入れること。
原料は、木質チップやサケやマスのガラ(頭・内臓・しっぽ・皮)、汚物を混ぜてブロックにしています。
「施肥」を初めて知った子ども達は、海藻が少なくなっていることも知りました。
このことを知ったあとは、実際に見にいきます!
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イベント名 | 寿都湾海と風の調査隊 |
日程 | 2025年8月5日(火)~7日(木) |
場所 | 寿都町 |