札幌から車でおよそ2時間(高速道路利用)のところにある新ひだか町。
新ひだか町といえば、数多くの名馬を輩出している「軽種馬産地」
春になると直線7㎞に桜が咲き誇る「二十間道路桜並木」、特産品の「日高昆布」などがあります。
そんな新ひだか町にある、水産加工販売「銀鱗 高槻商店」では、
地元でとれた魚介類の販売をしています。
新鮮な魚介類の販売はもちろんですが、なんと!魚の鮮度を長期間保つ新技術を導入!
その技術を取り入れているのがは、日本でここだけとか。。。
「活魚畜養新技術」とは、
魚の基礎代謝を少しずつ低下させることで、エネルギー源のATP(アデノシン三リン酸)を
抑えて鮮度を保つ。
筆者が「???」になっていたら
堀田社長は「例えていうなら、クマの冬眠と一緒。
注文日に合わせて、塩分、温度、酸素の量を調整しているんです」と、教えてくれました。
水槽は3つあり、それぞれ塩分・温度・酸素の量が違い、魚たちは徐々に快適な環境になり
ストレスフリーになっていきます。
そうすることで、リラックスした状態になり水槽によって、同じ種類の魚でも色が違うんです!
ヒラメもカレイも黒い。と思っていた筆者は、
こんなに白い斑点みたいのあった?と、何度も水槽を見比べてしまいました。
水槽の中で、魚の活性をコントロールすることで魚の鮮度、うま味が長期間保たれる。
という技術なんです!
水槽から魚をすくいあげると、跳ね上がるのが当たり前。と思っていたのですが、ここは違いました!
リラックスしている魚は、水槽から出ても跳ね上がることもなく、じーっとしていました。
これには驚きました!
魚の脳天をさし瞬殺。
さした部分からワイヤーを入れて脊髄に通します。
そうすることで神経の伝達を壊します。
美味しさや鮮度がたもたれます。
堀田社長は「魚をしめる時、また戻っておいでね。
美味しくいただきます。という思いを込めて一回でしめます。
魚と真摯に向き合い、命をいただく事に感謝です」
と、話してくれました。
しとめた魚に電気刺激で心臓を動かして
体内の血を出していきます。
電気で刺激をあたえると、ピクッ!ピクッ!と、動くのです(‘Д’)
末端神経がまだ生きているので動くんですって。
その動きを見ながら電気で刺激をあたえ、お客さんの要望に合わせて血抜きをしていきます。
まさに、職人技です!
堀田社長は、もと寿司職人🍣
魚をさばきながら教えてくれたのが、白っぽい身とひすい色の身。
旨味が凝縮されてひすい色になると。
10日くらいに分けて食べてください。と言われたので食べたところ。。。
日によって味が違う!!!
2日くらいは魚の甘味がギュっ、3日目以降はじょじょに濃厚な味わいに。
10日ほど経っても、身はプリプリ!とにかく美味でございます( *´艸`)
店内には、新鮮な魚や切り身、加工品などが並んでいます。
また、いろんな魚の種類を食べたい人に合わせて、ちょっと盛りもあります。
日高方面を訪れた時は、日高の海産を味わいませんか。
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