2021年10月9日(土)に小樽市祝津で『小樽祝津 ファミリーアートイベント』が開催されました。
このイベントは、小樽市がホタテの一大産地であることを知ってもらおう!と、
小樽ホタテブランド化推進プロジェクト実行委員会と札幌・はるの木(アート教室)、たなげ会、
ホタテ漁師、など小樽のホタテを盛り上げよう!という仲間が集まり行われました。
午前と午後で行い札幌近郊から合計親子20組が参加。
なぜ小樽がホタテ一大産地かというと。。。
小樽は、明治から昭和初期にかけてニシン漁とともにホタテ漁の先進地でしたが、
獲り尽くして一端途絶しました。
その後、1982年に小樽市祝津沖でホタテ養殖の事業化に成功します。
2000年からオホーツクや道東、東北などから稚貝の需要が高まったため、
稚貝出荷が大幅に増加しました。
小樽は道内・東北各地のホタテの故郷なのです。
祝津港でホタテについてお勉強。
ホタテの稚貝を育てて出荷していることや
ホタテの大きさによって籠の大きさも違うことなど教えてもらいました。
午後の部では、ホタテ漁師の中村さんが駆けつけてくれましたよ!
ホタテの水揚げが行われている場所を見学。
ホタテ水揚げが行われる時期、祝津港は朝3時30分頃から100人以上の漁業者の熱気に包まれます。
漁業者は、赤岩沖およそ2㎞の海中にある養殖場から漁船で運ばれてくる大量のホタテを積み降ろし、
洗浄・仕分け後、大型トラックに積み込み、各地へと運ばれていきます。
水揚げした時に網から落ちたりした小さなホタテ貝がところどころに。
それを見つけた子ども達は、ホタテ貝拾いに夢中(*^-^*)
また、午後の部では特別に中村さんの漁船に乗せてもらいました!
漁船の中では、子どもよりもお父さんの方が興味津々でした!(^^)!
祝津港のあとは、茨木家中出張番屋にてアート教室です。
祝津でとれたホタテの貝殻に絵具で色をつけ、その上にラップを覆い指で絵具の色が混ざる変化、
感触を楽しみます。
茨木家中出張番屋(いばらぎけなかでばりばんや)は、
祝津の網元である茨木家が明治期に漁夫の住宅として建てました。
祝津ニシン漁場の歴史的まちなみを形成する重要な建物のひとつです。
※現在は休館中
ホタテ貝殻に好きな色を塗って、ラップで覆って指で混ぜる。だけなのですが。。。
指で色を混ぜると想像と違う色になったり、ラップをはがす方向などによっても色が変わります。
その変化を子ども達は楽しんでいました。
指で絵具を混ぜる時の感触が気持ちよくて、大人も楽しんでいました(*^-^*)
ホタテ貝殻で色付けをした後は、工作タイム!
流木や貝殻などを使って自由に作品作りです。
参加した子ども達は「ホタテの赤ちゃん初めて見た」「ホタテの貝殻に色付けるの楽しかった」
大人達は「小樽・祝津でホタテ養殖をしているのは知らなかった」
「ホタテについて親子で勉強になった」「みて体験できるのは子どもにとって思い出に残る」
皆さん、ホタテをみて学んで、触れて、楽しい時間を過ごしていました。
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