「小樽市漁業協同組合」と「祝津磯部会」の漁業者と小樽にあるゴム長靴の製造販売会社「ミツウマ」で
小樽の海の磯焼け対策とブルーカーボンを目指した活動が始まりました!
ウニの殻を主原料にラテックス(ゴムの木の樹液)で固形にした
磯焼け対策の【ウニ殻肥料】を2024年11月、小樽の海に試験投入。
この成果が確認できるのは2025年3月頃です。
【ウニ殻肥料】を作ったきっかけは、積丹町の磯焼け対策の取り組み。
「ミツウマ」の方が参加したセミナーで、積丹町の講話を聴いた時に
『ゴム』というワードに興味を示したのが始まりです。
「小樽市漁業協同組合」と「祝津磯部会」と「ミツウマ」でチームを組み、
積丹町に技術指導を受け肥料が完成!
「ミツウマ」の担当の方に苦労した事を聞いてみると。。。
「ウニ殻を集め磯焼け対策を行うには、地元の漁協、漁業者の理解と協力を得ることが不可欠。
何度も会合を重ね、皆の合意が形成されて協力体制を整えられたのが非常に大きかったと思います。
また、ウニ殻は本来廃棄物なので、それを再利用するために許可を取ったり、
海洋に投入するために関係する行政機関を何カ所も説明してまわるのは時間がかかりました」
と、教えてくれました。
2024年は小樽の海の中でも祝津エリアに限定して行いました。
今回、成果が得られたら小樽全域のみならず、要望のある海域にも肥料提供を検討したい。
また、ウニ殻肥料を応用した様々な形態の実験も同時に進行中。
特許取得も含め、磯焼け対策のお役に立てる技術を確立できれば、と、教えてくれました。
チームの皆さんの海への想いは。。。
「目標は、海洋資源が回復して漁師も消費者も笑顔になること。
ブルーカーボンも視野に入れたゼロカーボン推進に取り組むことで、
社会貢献もできるようになれば嬉しいです」
2025年3月頃に【ウニ殻肥料】の成果がでます。
実際に昆布が大きく育つのか。。。春が待ち遠しいですね♪
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