2025年8月に北海道在住の小学5・6年生20人が参加した「寿都湾・海と風の調査隊」。
調査隊メンバー・栞璃さんが、学んだ事をまとめて、学校の夏休みの自由研究に提出しました。
「みんなに海で起こっている良くないことや、
風によるプランクトンなどへの働きを知って、海に興味を持って欲しかったからです」
と、教えてくれた栞璃さん。
栞璃さんがテーマにしたのは『磯焼けの現状』。
寿都の海は、温暖化の影響で『磯焼け』が起きていました。
そのことを知った栞璃さんは、
「海藻を食べる生き物が増えていて、
海藻がなくなって全滅するくらいになってしまっていてショックでした。
施肥などで海藻を増やさないといけないと思いました。
いつも食べているお寿司などのお魚は、こうゆう海で育っていて、
大変なことになっているんだよ。と、みんなに伝えたいです」
今の状況を知って、今後、やってみたい事は?
「海の深いところまで行って、磯焼けがどこまで広がっているのか、
海の中の様子をじっくり見て、どうやったら磯焼けがなおるのかを調べたり、
海藻を沢山食べてしまう生き物などを網などに入れて、管理して育てたら
上手くいかないか、と思ったのでやってみたいと思いました」
お母さんに調査隊に参加した後の様子を伺うと
「海にちゃんと海藻があるか気にする様になりました。
知床に行った時は、海藻が沢山あるのを見て安心していました。
どこの海に行っても「ここの海の中はどうなってるのかな」と気にしてみる様になりました」
海には、年に数回行き、泳いだり、生き物を捕まえたりして遊んでいる栞璃さん。
これからも海で楽しくで遊びながら、『磯焼け』など、海の様子を観察してみてくださいね。
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