札幌から車でおよそ3時間(高速道路利用)、
函館からおよそ1時間30分(高速道路利用)の場所にある八雲町。
日本で唯一、太平洋と日本海、2つの海を持つ町!
太平洋側・八雲地域はホタテや鮭、日本海側・熊石地域はアワビやウニをはじめとする
海産物の宝庫です!
また、八雲町は『木彫り熊発祥の地』なんです🐻
2021年7月17日(土)に八雲町落部(おとしべ)漁港隣地の海でビーチクリーンが開催されました。
函館大学の大学生たち16人が参加。
参加した大学生たちは【函館大学八雲プロジェクト】のメンバーなんです。
【函館大学八雲プロジェクト】とは、
大学生たちが八雲町を知り、資源の再利用、環境美化に貢献、そして、
町の活性化を目指し2021年2月から活動を始めています。
今回は「海洋ごみ」を知り、活用できる資源を調査するためにビーチクリーンを行いました。
ごみ拾いの前に、大学生たちは、地元漁師による海洋ごみと環境の現状のレクチャーを受けました。
八雲町落部の海は、産業ごみ(漁網・かご・浮き球など)が多い。
また、悲しい現実が。。。
海ガメがビニール袋を餌のクラゲだと思い食べてしまい、窒息死しています。
地元の漁師さんたちは、海がメを持ち帰り、供養しています。
この日の気温はおよそ30度!熱中症対策にも気を付けながらごみ拾い開始☀
大学生たちは。。。
2年生・男子
「海のごみは多いと聞いていたが予想以上に多くてビックリ!
今後、ペットボトルをポイ捨てする人を見つけたら注意したい」
1年生・女子
「ペットボトルだけでなく、空き缶、くつ、プラスチックの破片など色々なごみがあって驚いた。
量も多く、このままでは海がなくなる」
2年生・男子
「海釣りをするので、ごみは気になっていた。海洋ごみが増え続けると、魚がプラスチックなどを食べ、
その魚を人が食べる時がくる、と言われているその日は、目前だと思った」
お昼ごはんは、地元でとれたホッケを三枚におろし、フライにします♪
ほとんどの大学生が魚をさばいたことがなく、初めて。
「ホッケの鱗をとるのに苦戦した」
「初めてさばいたけど、うまくできた!」
「さばけるようになりたい、家でもやってみます」
お昼ごはんは、八雲でとれた食材を使用。
ホッケフライ、ホタテの刺身、生卵、お米、大根(お味噌汁の具材)。
「ホッケって、こんなにフワフワしてた?甘かった?」
みんな、新鮮な食材に感動(*^▽^*)
午後も1時間ほどごみ拾いをして終了。
プロジェクトリーダー・大久保さんに、今回の活動をとおして感じたことを聞いてみました。
「海洋ごみ問題が深刻化しているのがよく分かり、
学んだこともたくさんあるので自分が出来ることは進んでしたいと感じました。
海へバーベキューなどしに行っても、ゴミを捨てない、出さないことを心がけようと思います。
また、この活動が続いて、海洋ごみ問題を少しでも改善することに繋がれば嬉しいと思います。
そして、この活動を通して改めて海洋ごみ問題に向き合う人達が増えてくれるといいと思いました」
今回のビーチクリーン活動で集まったごみの中に再利用できるものがあるか、
何に利用できるかを検討します。
大学生たちのアイディアが楽しみですね!
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