レポート
2022.11.14

海を知って環境を守ろう!学生たちの活動【鹿部町】

函館市から車で1時間ほどの場所にある鹿部町。

太平洋内浦湾の海岸沿いにあり、スケソウダラや白口浜真昆布、ホタテなどが水揚げされ、

タラコが有名な町でもあります。

そんな鹿部町で、函館大学と北海道函館西高等学校と花王と鹿部町観光協会で『ビーチコーミング』が

2022年11月3日に開催されました!(^^)!

大学生と高校生が集合!

参加した函館大学の学生たちは、

ボランティアサークルと地域創造プロジェクトのメンバーなんです。

道内の様々な町の「海洋ごみ」を知り、

活用できる資源を調査するためにビーチクリーン活動を行っています。

今回、大学生たちの活動に興味を持った高校生たちも参加しました。

海岸には。。。

この日は朝から雨☔

海岸を見た学生たちは皆、「ごみが多い」と驚いていました。

雨の影響もあり、

陸地のごみが雨で流され、川を通って海にたどり着いたごみ。

波が高かったこの日は、海の中のごみが浮き上がり海岸に打ち上げられたごみ。

雨が弱くなったタイミングを狙って、およそ30分!みんなでごみ拾い!

雨の中のごみ拾い

  1. 埋まってるゴミを掘り起こす高校生たち
  2. 約30分で集まったごみ

大学生たちは

「5分でゴミ袋がいっぱいになった」

「違う場所で開催した時は、浮き玉が多かったがここはない、一般ごみが多いと思う」

高校生は

「ごみが多くて悲しい、ボランティアの意味があると思った」

「釣りをするので海が汚いのは嫌だ」

「割れたペットボトルが多い、間違えて魚や鳥が食べたら大変だと思った」

学生たちは『海のごみ』が多く、拾っても拾ってもきりがない。

今からでもいいので、一人一人がごみはゴミ箱に捨てる事をしないと、

本当に海から生物がきえてしまう。

皆、未来の海について真剣に考えるきっかけになった。と、言っていました。

およそ30分のごみ拾いで、30ℓのごみ袋が40袋ほども!

ごみ袋に入りきらなかった、バーベキュー用コンロ、網、カゴなどもありました。

企業が取り組んでいる環境のお話

ごみ拾いが終わった後は、高校生と大学生に分かれて、花王が取り組んでいる環境についてのお話。

花王では、地域と交流して環境を伝える活動を行っており、

今回、函館大学の活動に賛同して一緒に行いました。

地球が直面している環境問題に、花王では原材料選び、容器を回収してリサイクルするなど

様々な事に取り組んでいます。

洗濯洗剤も使用料と水の量を正しく使う事で環境にいい。という話を聞いて

学生たちは、

あまり気にしていなかったが、日常生活もちょっとした事で環境を守れるんだ、きょうからやります!

という声が多かったです。

オリジナルを作ろう!

  1. ビオレママ
  2. カニの説明
  3. 魚のシールで海を表現

花王では、シャンプーなどの詰め替え用がそのまま使えるように

自立できるスタンド「スマートフォルダー」をネットで販売しています。

このフォルダーは、白い容器なので自分の好きなデザインに彩って楽しむことができます♪

さっそく大学生たちが、オリジナルデザインに挑戦!

海への思い。毎日使うものだから可愛くしたい。と、自分たちの思いを込めたデザインに!(^^)!

参加した学生たちは、

「少しの時間でも海でごみ拾いができて良かった」

「海のごみ問題と洗剤の使い過ぎは環境問題に繋がる事を親にも友達にも教える」

「何十年後には、ごみしかない海になって、環境もおかしなことになってしまう。

今からでも出来る事をやる」

など、皆、日常生活から見直す!と、言っていました。

雨の影響で時間を短縮して行った「ビーチコーミング」でしたが

海と自然の問題についてしっかり学べました。

函館大学は、これからも活動を続けていきます。

次はどこの町で開催されるのか。。。大学生たちの今後が楽しみですね!

 

#海と日本 #日本財団 #北海道 #hokkaido #海を学ぼう #海をキレイにしよう

#鹿部町 #函館大学 #北海道函館西高等学校 #花王 #鹿部町観光協会

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