レポート
2021.11.07

地元特産品『秋鮭』で食育授業【雄武町】

北海道の東側、オホーツク海沿岸に雄武(おうむ)町があります。

稚内と知床の真ん中あたりにある町です。

その雄武町で、2021年10月に雄武高校3年生選択科目[生活教養]の授業で、

地元特産品の【秋鮭】を使って調理実習が行われました。

講師は、地元で漁業を営むかたわら、地域貢献活動に熱心な、子ども育成会会長の四辻裕二さん。

漁業指導士、食育アドバイザーなど多方面で活躍されている方なのです。

授業の目的は、魚を捌くだけではなく、地元漁師さんから漁業のお話を聞き、

地元を知るきっかけになってほしいと、去年から数回行われている授業です。

調理実習スタート🐟

調理実習の【秋鮭】は、地元漁師さんがとった鮭🐟

生徒の中には、鮭漁に従事している家庭もあり、お父さんが漁獲した鮭をさばきます!

講師の四辻さんが部位の説明をしながら、手本を見せると、

生徒たちは興味深く、真剣に話を聞いていました。

軽い包丁さばきで、エラを外したり、魚をおろす四辻さんの様子を見ながら

「お~!」「すごい」と感嘆の声が上がりましたよ。

4班に分かれてスタート!

秋鮭をさばく🐟

四辻さんの他に漁業を営む生徒のお母さんと、観光協会がお手伝いに入り

①エラを外す

②ヒレを落とす

③頭を落とす

④腹を割き、内臓をとりだす

⑤血わたを取り除き身を洗う

⑥三枚におろす

⑦ハラスの骨を削ぐ

⑧料理にあわせて、切り身にする

という8つの行程を一人づつ手分けをしながらこなしました!(^^)!

鮭料理

切り分けた魚は、班ごとに事前に料理を計画していて、

グラタンや鮭ちゃんこ等を作って鮭料理を楽しみました。

生徒たちが作った鮭料理

  1. チーズ焼き
  2. クリーム煮
  3. ちゃんちゃん焼き

自分たちでさばいた【秋鮭】を使って料理して頂いて、授業は終了!

生徒たちは。。。

「普段魚をあまり食べないけど美味しかった」

「今まで触った事がなかったけれど、捌き方を教えてもらってよかった」

「鮭の不漁の話を聞いて、オホーツクの海も大事にしたい」

地元で獲れた魚を自分たちで最初から調理をして、地元の海への気持ちの変化があったようです。

次は鮭を使ったハンバーガーを作りたい!と意欲も出てきて、

色んな料理のアイディアが浮かんでいるそうですよ!

楽しみですね!(^^)!

今回の食育授業は、雄武町観光協会のホームページで紹介されています。

また、鮭をさばく生徒にアクションカメラをつけて撮影した動画も掲載されています。

ぜひ、みて下さいね!

雄武町観光協会ホームページ

https://welcome-oumu.hokkaido.jp/2021/11/01/high-school1022/

 

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