レポート
2017.08.17

「北前船こども調査団 北前船 北海道こどもサミット」開催報告②

 

8月7日(月)~9日(水)、北海道・小樽市にて「北前船北海道こどもサミット」が開催!

北海道・青森・秋田・山形・新潟・福井の6地区から小学5年生34名が集まり【北前船】について学びました。

8日(火)午前は、各地区の代表団が調査結果を発表しました。

北前船 北海道こどもサミット

  1. 日本財団海洋事業部 梅村チームリーダーから参加のこどもたちへあいさつ
  2. 「北前船新聞 北海道版」各地の調査結果は新聞の形でまとめて報告された
  3. 調査結果を発表する「北海道こども調査団」

海と日本PROJECT 6エリア共同企画「北前船こども調査団」。

江戸から明治にかけ、日本の経済を支えてきた北前船航路の各寄港地だった地区から集まった子どもたち。

8日(火)午前は、6月~7月に各エリアで行われた寄港地調査の結果報告が行われました。

北海道の子どもたちは、『北前船は、幸せを運んだ宝船』という大見出しを掲げ、

終着地の大阪までの2か月間、腐らないよう加工した海産物を他の地域の人々に届けたこと、

稲わらは、雪ぐつや家畜のえさ、建築資材などに使われていた事など、

小樽市総合博物館や北前船主が建てた小樽運河倉庫群での調査をもとにした結果を発表していました。

各地の発表毎に、他のエリアのこどもたちとの質疑応答が行われ、より北前船への理解を深めていきました。

昼食後は小樽市内の遺構見学ツアーへ

  1. 待望のランチは天狗山山頂で
  2. 旧青山別邸
  3. 小樽運河を船上から調査

昼食は天狗山山頂のレストランに移動して、北前船で西へ運ばれていた海産物のひとつ、ニシンを使った「小樽群来太郎丼」を食べました。

そのあと、山形県酒田市の本間邸を見て建てられたといわれている「旧青山別邸」を見学したり、小樽の倉庫群を運河に浮かぶクルーズ船上から見学したりしました。

地元のボランティアガイド「おたる案内人」の皆さんの説明に聞き入り、しっかりメモを取る子もいました。

夕食後、もうひと頑張り!共同宣言まとめ、船絵馬メッセージ書き

  1. 小樽商科大学 大津晶准教授がまとめを後押し!
  2. 船絵馬には、みんなが調査を通じて得た思いがつづられた

夕食後、運河プラザに戻り、北前船が遺したもの、調査を通じて得たものをみんなで出しあいました。そして、これからどうしていきたいか、各自が船絵馬にメッセージを書き込みました。

イベント詳細

イベント名北前船こども調査団 北前船北海道こどもサミット  ~海と日本PROJECT
参加人数北海道・青森県・秋田県・山形県 ・新潟県・福井県の小学5年生 34名
日程2017年8月7日(月)~9日(水)
場所北海道小樽市
主催海と日本プロジェクトin北海道、青森県、秋田県、山形県、新潟県、福井県 実行委員会
協力昭文社、北海道教育委員会、小樽市、小樽市教育委員会、北海道北前船調査会、小樽商科大学グローカル戦略推進センター研究支援部門地域経済研究部、小樽市総合博物館、小樽観光協会、小樽観光大学校、歴史文化研究所 他
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