海の中にも季節がある。雪解けの春。魚たちが恋を囁く夏。豊穣の秋。氷に覆われる冬。日本の北東端、「世界遺産」知床の羅臼の海。夏と冬の水温差が20度以上ある海は世界に類を見ない。泳ぐ生き物も、海の中の風景も、季節によって劇的に変化する。この海では「死滅回遊」と呼ばれる不思議な現象も起きる。晩秋、サンマやイワシ、イカなどの南から回遊してきた魚が浜に打ち上がるのだ。その謎を解き明かすため、北海道大学の研究者チームが世界で初めての調査に乗り出した。最新鋭のロボットカメラが羅臼の海底で捉えたものは…?
季節の海RAUSU の予告動画が見れます。
http://www.hbc.co.jp/tv/info/rausu/