石狩市浜益区。
およそ160年前、ここに陣屋と呼ばれる軍事拠点がありました。
時は幕末、開国を迫る列強、特にロシアによる侵略の脅威を感じた江戸幕府は、
東北6藩に北海道の警備を命じました。
現在の山形県鶴岡市を本拠地とする荘内藩は海を渡り、
北方警備の拠点となる、ハママシケ陣屋を建設。
およそ200名が配備されたと言います。
その陣屋の研究会を10年前に立ち上げ、陣屋の歴史を研究している佐藤さん。
石狩市と協力し、陣屋跡地の整備を進めています。
戊辰戦争の勃発に伴い陣屋はわずか9年で放棄され、その役目を終えました。
研究会では、道の駅での特別展示や、フィールドワークなどを開催し、
周知活動にも力を入れています。
荘内藩が建立した八幡神社に今も残る川下八幡神楽は荘内藩が残した伝統芸能。
江戸時代の終えんとともに、この地を去った荘内藩。
しかし、海を渡りやってきた文化は、今もこの地に息づいています。
詳しくは番組を観てくださいね。
番組名:HBCテレビ「グッチ―な!」
放送日:2024年7月18日(木)午前9時55分~
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