北海道の東部に位置する別海町の尾岱(おだい)沼(とう)は、茹でたときの色から『海のルビー』とも呼ばれる『北海シマエビ』の産地です。
三角の帆が特徴的な打(うた)瀬(せ)舟(ふね)で風情豊に行われる漁は、この地域の初夏の風物詩になっています。
この漁の解禁に合わせて開催される『尾岱沼えびまつり』は、56回を数える歴史のある祭りです。
来場者のお目当てのひとつが、尾岱沼産北海シマエビの即売。2日間で用意した2.6トンが完売しました。
また、会場では他にも、北海シマエビの天丼、串に刺した塩焼など、ご当地グルメの実演販売が行われ、訪れた人たちは気持ちのいい潮風を受けながら舌鼓を打っていました。
しかし、過去にはこの主役のえびが乱獲によって捕れなくなった時期もありました。現在は資源を絶やさないように資源管理に取り組んでいます。
イベント名 | 第56回 尾岱沼えびまつり |