色鮮やかですよね~、上の写真はバッグなんですが。。。何の生地で出来ていると思いますか?
答えは。。。【大漁旗】🐟
使わなくなった大漁旗をバッグやポーチ、財布、帽子などにリサイクルしているんです。
その展示販売が2018年11月25日(日)まで札幌市南区にある、Gallery kamokamoで行われています。
バッグやがま口ポーチなどをデザインしているのは、白老町在住の前田育子さん。
知り合いから使わなくなった大漁旗を譲り受け、バッグを作りたい!と、思い製作。
その作品はなんと!2009年エコデザインアワードで準グランプリを受賞。
その2年後、2011年から本格的にスタートしたのです。
現在、白老、函館、羅臼、寿都、利尻など8カ所の市町村から、使わなくなった【大漁旗】が
届きます。今年は約90枚。
旗のデザインの特徴を生かして、小物類やバッグなどにリサイクル♪
【大漁旗】は、豊漁祈願、海上安全の守り神の意味があり、航海の安全と大漁を願って寄贈されます。
漁船の帰港、大漁であることを知らせるのに沖合からでも目立つように派手な色使い。
大漁の意味を込めて、鶴や亀、鯛など、めでたいものがモチーフにされる事が多いそうです。
前田さんは、売り上げの一部を、海を豊かにする植樹活動へ寄付しています。
なぜ植樹?と思いますよね。
豊かな森林は、栄養豊富な水を、川を通じて海に流れ、海にすむ魚や海藻、ウニ、カニなどを育みます。
特に鮭は、海から川へ遡上し、産卵し、生涯を終えます。
その栄養が山、川、動物に還元され、川を通じて海に流れる。
その循環が豊かな森林・海へと変わっていきます。
植樹活動は漁業関係者をはじめ、たくさんの方が参加していて、
道内の様々な場所で行われています。
バッグなどには、〇〇の旗。と、タグにどこで使われていたか、書かれています。
その地域の物が売れると、その地域へ還元。
また、海難遺児基金、海岸整備などへも寄付しています。
大漁旗を商品にすることで海へのリサイクル。と、前田さんは話します。
デザインは前田さんで縫製は専門の方が担当。
実は前田さん。。。陶芸家なんです。
白老で生まれ育った前田さんは、海を守りたい!という思いから、大漁旗のリサイクルも手掛けています。
【大漁旗】のリメイクは、約27アイテム。
【大漁旗】が自分の手元にある限り、作ります!
と、ステキな笑顔で話していました。
同じデザインはないので、全て1点もの。
お気に入りのデザインを探しに行ってみませんか。
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イベント名 | TAIRYO HUG+陶 |
日程 | 2018年11月21日(水)~25日(日) |
場所 | Gallery kamokamo(札幌市南区真駒内幸町1-1-15) |