札幌から車でおよそ5時間(高速道路利用)、函館からおよそ45分のところにある木古内町。
津軽海峡に面していて新鮮な魚介類をはじめ、ひじきや昆布もとれます♪
そんな木古内町で毎年1月に行われる伝統行事『寒中みそぎ』。
4人の若者が1月13日から佐女川神社にこもり、昼夜問わず何度も自身の体を潔め、
1月15日に御神体を抱き、厳寒の津軽海峡に飛び込み、その年の豊漁・豊作を祈願します。
『寒中みそぎ』
2023年1月13日(金)~15日(日)
佐女川神社、みそぎ浜で行われます。
『寒中みそぎ』の始まりは
天保2(1831)年、神社守の夢枕に
「御神体を潔めよ」とのお告げがあり、目を覚ますと寒気肌さす1月15日の早朝でした。
神社守は直ちに真下を流れる佐女川の氷を打ち砕き、身を切るような冷水で自身を清め、
御神体を抱いて海岸に臨むと、河口に大鮫が波に打たれ、
その背中の上に美しい白衣をまとった女性の姿が見えました。
「あぁ、聖なる神の使者」と信じ、御神体を幾度となく沐浴し、
ふと見ると女性の姿は見えず、大鮫は川の上流へ上がり小さな沼に消されたといいます。
その年から、豊漁豊作が続いて村は大変賑わったといわれています。
以来、行修者と呼ばれる4人の若者が1月13日から佐女川神社に籠もり、
昼夜問わず真水で何度も自身の身体を潔め、
毎年1月15日に別当・稲荷・山の神・弁財天の4体の御神体を抱き、
厳寒の津軽海峡に飛び込み、その年の豊漁・豊作を祈願する伝統行事として
引き継がれています。
寒中みそぎを行う若者は『行修者』と呼ばれ、原則4年間務めます。
1年目→弁財天(七福神の弁天様)
2年目→山の神(大山に住むと言われ、山を司る神)
3年目→稲荷(お稲荷様として知られている商工業・農業の神)
4年目→別当(佐女川神社の主祭神)
14日(土)は、「冬花火の舞」と「寒中みそぎまちあかり」が行われます。
およそ190年続く伝統の神事を見に行きませんか。
詳しくは、木古内町観光協会のホームページまで。
https://www.town.kikonai.hokkaido.jp/tourism/whatsnew/misogi2022.html
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イベント名 | 寒中みそぎ祭り2023 |
日程 | 2023年1月13日(金)~15日(日) |
場所 | 木古内町・佐女川神社、みそぎ浜 |