イベント
2023.01.08

天保2年から続く神事。厳寒の海でみそぎ【木古内町・寒中みそぎ祭り2023】1/13~1/15

札幌から車でおよそ5時間(高速道路利用)、函館からおよそ45分のところにある木古内町。

津軽海峡に面していて新鮮な魚介類をはじめ、ひじきや昆布もとれます♪

そんな木古内町で毎年1月に行われる伝統行事『寒中みそぎ』

4人の若者が1月13日から佐女川神社にこもり、昼夜問わず何度も自身の体を潔め、

1月15日に御神体を抱き、厳寒の津軽海峡に飛び込み、その年の豊漁・豊作を祈願します。

『寒中みそぎ』

2023年1月13日(金)~15日(日)

佐女川神社、みそぎ浜で行われます。

寒中みそぎ

『寒中みそぎ』の始まりは

天保2(1831)年、神社守の夢枕に

「御神体を潔めよ」とのお告げがあり、目を覚ますと寒気肌さす1月15日の早朝でした。

神社守は直ちに真下を流れる佐女川の氷を打ち砕き、身を切るような冷水で自身を清め、

御神体を抱いて海岸に臨むと、河口に大鮫が波に打たれ、

その背中の上に美しい白衣をまとった女性の姿が見えました。

「あぁ、聖なる神の使者」と信じ、御神体を幾度となく沐浴し、

ふと見ると女性の姿は見えず、大鮫は川の上流へ上がり小さな沼に消されたといいます。

その年から、豊漁豊作が続いて村は大変賑わったといわれています。

以来、行修者と呼ばれる4人の若者が1月13日から佐女川神社に籠もり、

昼夜問わず真水で何度も自身の身体を潔め、

毎年1月15日に別当・稲荷・山の神・弁財天の4体の御神体を抱き、

厳寒の津軽海峡に飛び込み、その年の豊漁・豊作を祈願する伝統行事として

引き継がれています。

4人の行修者

寒中みそぎを行う若者は『行修者』と呼ばれ、原則4年間務めます。

1年目→弁財天(七福神の弁天様)

2年目→山の神(大山に住むと言われ、山を司る神)

3年目→稲荷(お稲荷様として知られている商工業・農業の神)

4年目→別当(佐女川神社の主祭神)

イベントも開催

14日(土)は、「冬花火の舞」と「寒中みそぎまちあかり」が行われます。

およそ190年続く伝統の神事を見に行きませんか。

詳しくは、木古内町観光協会のホームページまで。

https://www.town.kikonai.hokkaido.jp/tourism/whatsnew/misogi2022.html

 

#海と日本 #日本財団 #北海道 #hokkaido #海を学ぼう #海を体験しよう 

#海を表現しよう #木古内町 #寒中みそぎ

イベント詳細

イベント名寒中みそぎ祭り2023
日程2023年1月13日(金)~15日(日)
場所木古内町・佐女川神社、みそぎ浜
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