札幌の「チ・カ・ホ」(札幌駅から大通駅まで地下でつながっている歩行空間)で、
2018年10月28日(日)午前10時~午後5時まで『日本遺産PRイベント』が行われています。
「日本遺産」とは、地域の歴史的な魅力や特色を通じて、日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として
文化庁が認定するものです。
ストーリーを語る上で有形・無形の文化財、文化、歴史などを発信していきます。
北海道で初めて「日本遺産」に認定されたのが江差町。
今年5月には、石狩市、小樽市も認定されました。
「日本遺産」をもっと知ってもらいたい!という思いから、今回、3件の「日本遺産」認定ストーリーの地域が集まり
観光のPR、特産品の販売を行っています。
目印は、上の写真の【巨大ニシンのぼり】🎏
札幌初上陸!!!圧巻です!!!
2017年4月に江差町は北海道で第一号の「日本遺産」認定を受けました。
「江差の五月は江戸にもない-ニシンの繁栄が息づく町-」というタイトルのストーリー。
江戸時代から明治時代にかけてニシン漁とその加工品の交易によって形成された街並みです。
という事で。。。ニシンで繁栄したというのもあり、ニシンのお菓子などが会場で販売されています。
◎このイベント限定!にしん最中
「日本遺産」認定を記念して誕生した最中は、江差にある老舗菓子「五勝手屋本舗」が製作。
イベント限定で販売してます!
◎にしんマスコット
札幌初おみえ♪ かわいいですよ~。
◎VR体験!?
2018年4月に完成した江差町の「日本遺産」を体感できます。リアルです!
(ここで見れるのはごく一部です)
【巨大ニシンのぼり】は、地元の小学生のアイディアで江差の皆さんで制作。
(2018年5月に江差であがりました)
石狩市は2018年5月に「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」で日本遺産認定。
北前船の寄港地を一体的にとらえ、港町同士の分か交流や、大きな富を生んだ北前船のストーリー。
石狩市を含む全国38市町が認定されました。小樽市もその一つです。
その当時に使っていた。。。「どんざ」「さしこ」「もっこ」を試着?体験できます!
いつもは、石狩にある「はまます郷土資料館」に展示されているので、試着体験ができるのも
このイベントならでは。
「どんざ」「さしこ」は、綿が入った着物。
「もっこ」は何かわかりますか?
漁でとれたニシンを運ぶのに使われていました。箱の中にニシンを入れて背負い運んでいました。
大漁の時は、子ども達も手伝っていたようで、子どもサイズもあります。
小樽市も石狩市と同じで、2018年5月に「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」で
日本遺産認定。
今も小樽の街に見られる「瓦屋根」に使われている「若狭瓦」も北前船で運ばれていました。
商品としてだけでなく、船の転覆を防ぎ、重心をとるために北前船の船底に積まれていたんです。
当時、火事の多かった小樽では倉庫や富裕な商店が競って「若狭瓦」を使っていたんですって。
それを表現したのが。。。
◎小樽煉瓦焼きバウム
瓦が積み上げられた姿をバウムクーヘンの層の重なりとカリッとしたキャラメルの食感で表現されています。
◎昆布巻き
北前船が北海道から運んだのが昆布、ニシン、鮭などの海産物。
2018年5月に「カムイと共に生きる上川アイヌ~大雪山のふところに伝承される神々の世界~」が
上川町含む2市10町で申請していたストーリーが日本遺産に認定。
どれも北海道には欠かせない、ストーリーです。
日本遺産に認定された市町が集まる機会は、あまりないかもせれません。
この機会に「日本遺産」とそのストーリーに触れてみませんか。
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イベント名 | 日本遺産PRイベント |
日程 | 2018年10月28日(日) |
場所 | 札幌チ・カ・ホ(北2条広場のとなり) |