6月17日、9時にJR札幌駅を出発した団員20組40名は、車中で自己紹介やスタッフ紹介のあと、北前船調査団のミッション説明等の説明を受け、10時に小樽市総合博物館・運河館に到着。 北前船研究第1人者・土屋先生の出迎えを受けました。
館内では、北海道独特の稲藁や瓦屋根の石造倉庫の説明や、北前船の船箪笥や大きな舵などの話を聞きながら館内をめぐりました。その後は実際に運河沿いにある倉庫群を「小樽案内人」のガイドのもと5班に分かれてそれぞれの調査テーマに沿って調査しました。
その後は、小樽祝津のパノラマ展望台から天然の良港小樽湾を見渡し、北西の風を遮る岬の存在を確認しました。
待ちに待ったお昼は、茨木家中出張番屋で、にしんを使った小樽群来太郎丼やにしんの昆布まき、などを食べ、小樽商科大学の高野宏康先生から北前船が関西方面に運んだ食べ物などについて説明を受けました。
午後は、祝津港から遊覧船「あおばと」で小樽港まで乗船し、実際に海から昔船頭が見た小樽の大倉庫群や小樽港の地形を見て、当時をイメージしていました。
その後は、小樽市総合博物館本館で今までのまとめや調査結果を発表。そして、尽くし牧田さんの協力で、和菓子づくり体験を行いました。
みんなとても積極的で、北前船こども調査団として素晴らしい調査実績を得ました。
最後に、土屋先生からオリジナルの「船鑑札」を授与され
8月の再会を願っていました。
イベント名 | 北前船こども調査団 |
参加人数 | 親子20組・40名 |
日程 | 2017.6.17 |
場所 | 小樽市内 |
主催 | 海と日本プロジェクトin北海道(北海道放送、北海道新聞社ほか)、福井県、新潟県、山形県、秋田県、青森県 各実行委員会 |
協賛 | 北海道教育委員会、小樽市、小樽市教育委員会 |
協力 | 北海道北前船調査会、小樽商科大学グローカル戦略推進センター、小樽市総合博物館、小樽観光協会、つくし牧田、歴史文化研究所、小樽観光振興公社、おたる祝津たなげ会 |